ジャンプ型小説・ブログ集

週刊少年ジャンプみたく3人の著者が小説やブログを更新していきます。

小説・ロストテクノロジーは誰のためにあるの

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第3章 月は無慈悲な砂の女王 Part1

☆そして物語は第3章に入る。それぞれの思惑が交差し一同は白塔へと集う。 不気味な男の手が伸びてきて、危うく捕らえられそうになる。 足が動かない。金縛りにあったかのようだ。逃げなきゃ。頭では分かっているのに……。男が何か言う。男の手は目の前で止ま…

ロストテクノロジーは誰のために 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part5

☆ 紅叉と月砂の小競り合いから一夜明けた、白神考古科学研究所。東都の隅にひっそりと佇むこの研究所も、世の不穏な動きに反応せざるを得なかった。 白神所長は朝刊を読み終えると、日当たりの良い窓際で至福の二度寝タイムに突入寸前の、虚西コウをつっつい…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part4

☆再び公安現る……彼らと学連警備団「騒音」の師崎はどうでる!? 「何の用ですか、警察さん?」 師崎の不信感丸出しの問いかけに、四十がらみの男、前島辰典はあっけらかんと答えた。 「もちろん、観光だ!」 「ばっかばかしい。そんな嘘、だーれが信じますか…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part3

☆爆発に巻き込まれた千賀峰と宇都宮の生死はいかに!? みるみるしおれていく植物を踏みつけながら、チョウ・ヤンが植物に呑みこまれかけた壇をベンチから助け起こした。もう数秒、爆発が遅れていたら、壇は猛毒の餌食となっていたかもしれない。 「さすがは…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part2

☆この回では前回、会話の中で登場した「紅叉(アカシア)」と「月砂(レゴリス)」の幹部クラスの戦いです。東都研究都市における二大武装勢力の幹部対決!! いきなり飛ばしていきます。 東都第三地区。ここには大から小まで様々な商業施設が密集しており、…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part1

「そうか、分かった。私から総隊長に伝えておく」 学連警備団本局。鷹取シズク副隊長は部下から重大な情報を受け取った。「第三地区で紅叉アカシアと月砂レゴリスの小競り合いが勃発した」というものだ。どうせ紅叉が好き勝手やっていたところを月砂が止めに…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part5

☆ついにロス誰1章ラストパートです。一人、夜風に当てがれながらコウが向かう先とは? コウは白神研究所の裏の林を抜け、ぽつねんと立っているネコヤナギの木陰へ歩いていった。ひと気のないこの場所は、世間から切り離されて一人で考え事をするのにうって…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part4

志乃が白神研究所に通うようになってちょうど二週間が経った。志乃はすぐにメンバーたちに溶け込めた。しっかり者の冷花、お調子者のヤス、真面目で頑固なりっくん。性格も趣味もバラバラな彼らから、志乃は考古科学のいろはや仕事のノウハウを学び、充実し…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜  第1章 コウと志乃 Part3

十分後、すすまみれのおじさんと、あとから来た所員たちとともに、志乃は会議室のテーブルについていた。志乃の来訪の理由を聞いたすすまみれのおじさんは、苦笑いして言った。 「水島さん、相変わらずの面倒くさがりだなぁ。僕よりはるかにいろんなことを知…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part2

「どひゃー、ホントにこのオンボロ小屋で合ってるんだよね?」 志乃はボロボロの研究所を見上げ、たいへん失礼な独り言を吐いた。インターフォンを鳴らしたが、応答の気配はない。ドアノブに手をかけたが、鍵がかかっていなかった。 「誰かいますかー? 入っ…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part1

「考古科学」――それが二〇四〇年代より、科学技術の目覚ましい進歩で発達した学問であった。世界各国は軍拡競争のため、核エネルギー以上の潜在的な力を持つとされる「オーパーツ」の研究に明け暮れていた。日本も例外ではなく、九年前、東都研究都市が誕生…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 プロローグ

【プロローグ】 得体の知れない薬品や機械類。床に散乱した、人間のものと思われる骨肉。そんな部屋の隅で、魔泉道ませんどうは高笑いして、独りつぶやいた。 「俺の作品が完成するのももうすぐか……」 「事はうまく進んでいるようですね。結構、結構」 ドア…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの【共創小説】

「小説家になりたいなりたい言ってるけどお前本当に小説書いているの?」 という最もらしい意見がちらほらちらほら聞こえるので、 今回小説をアップロードすることにしました。 どういう形がいいのかなと思ったんですが、 長編小説をポンと貼り付けても みな…