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ジャンプ型小説・ブログ集

週刊少年ジャンプみたく3人の著者が小説やブログを更新していきます。

『交通インフラに反抗する清純派な草枕たちの雑録』【2、広島の風景に関するエッセイ】(ゴクツブシ米太郎)

●高校生まで広島県で暮らしていたゴクツブシ米太郎が、身勝手ながら懐かしさに浸りながら、広島の風景を書き起こします。 いきなり愚痴をこぼすのも無粋なことだけれど、広島駅って、見た目があまりパッとしない。遠くから眺めると、これが中国地方一の都市…

『交通インフラに反抗する清純派な草枕たちの雑録』【1-3、旅行論PART3】(ゴクツブシ米太郎)

●前回は、中世・近代において、人びとが「旅」/「旅行」に自由の表現を見出してきた、というふうなことを書きました。今回はそれに引き続いて、じゃあその「旅」/「旅行」の自由って何? ということについて書きます。「旅行論」完結編です。 PART2の最…

『交通インフラに反抗する清純派な草枕たちの雑録』【1-2、旅行論PART2】(ゴクツブシ米太郎)

●「旅」、「旅行」という言葉の語源と、古代における「旅」のイメージを追った前回に引き続きまして、今回は中世・近代の「旅」のイメージを膨らませていきます。 中世に至ってようやく人は旅する自由を手に入れます。『旅の思想史』によると、中世ヨーロッ…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第3章 月は無慈悲な砂の女王 Part1

☆そして物語は第3章に入る。それぞれの思惑が交差し一同は白塔へと集う。 不気味な男の手が伸びてきて、危うく捕らえられそうになる。 足が動かない。金縛りにあったかのようだ。逃げなきゃ。頭では分かっているのに……。男が何か言う。男の手は目の前で止ま…

ゴクツブシ米太郎といがもっちの懐かしの座談会 パート2

ニーチェ? ゴクツブシ:ニーチェ※1読んでるの? いがもっち:ニーチェはちょっとかじっただけ笑 そんなに読んでない笑 ニーチェもたくさん本出しとるけど、とりあえず『善悪の彼岸』は完全に読んでみたいねぇ。……そう言えば、ツァラ……あれ、なんだっけ? …

『交通インフラに反抗する清純派な草枕たちの雑録』【1-1、旅行論】(ゴクツブシ米太郎)

こんにちは。ゴクツブシ米太郎です。一時の悪ノリで左のようなよくわからないペンネームをつけてしまったけれど、どうせなら「観音寺」とか「榊原」のような憧れのかっこいい苗字をつければよかった。観音寺米太郎。そこはかとなく漂う小坊主臭が素敵。 【1…

『交通インフラに反抗する清純派な草枕たちの雑録』【0、はじめに】(ゴクツブシ米太郎)

【挨拶】こんにちは。ゴクツブシ米太郎です。この記事は、今後の連載に関するお知らせです。それ以上でもそれ以下でもなく、そういう意味ではホンマにジャスタウェイみたいな存在感を放つということがこの記事の特徴なのだといえるでしょう。 【お断り】突然…

勉強部 第一問 理想に近づくための努力を避け安易な方へ流れることを何という??

「じゃあ、この間の模試を返します」 朝のHR(ホームルーム)で、二年Ⅲ組の担任、佐々山康子(ささやまやすこ)が生徒に呼びかける。 生徒が出席番号順にテストを受け取りに行く。 「見せて見せて~」 「え~やだよ。お前が見せてくれたらいいよ」 「ムリ…

【小説】勉強部(いがもっち)

☆いがもっちです。新連載の脚本型小説「勉強部」を始めます。この物語は僕の兄貴が実際に高校時代にごっこ遊びで作っていた「勉強部」がモデルになっています。学園青春物語です。 あらすじ 皇清明(すめらぎせいめい)は県内の国立・皆実大学附属高校に通う…

ロストテクノロジーは誰のために 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part5

☆ 紅叉と月砂の小競り合いから一夜明けた、白神考古科学研究所。東都の隅にひっそりと佇むこの研究所も、世の不穏な動きに反応せざるを得なかった。 白神所長は朝刊を読み終えると、日当たりの良い窓際で至福の二度寝タイムに突入寸前の、虚西コウをつっつい…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part4

☆再び公安現る……彼らと学連警備団「騒音」の師崎はどうでる!? 「何の用ですか、警察さん?」 師崎の不信感丸出しの問いかけに、四十がらみの男、前島辰典はあっけらかんと答えた。 「もちろん、観光だ!」 「ばっかばかしい。そんな嘘、だーれが信じますか…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part3

☆爆発に巻き込まれた千賀峰と宇都宮の生死はいかに!? みるみるしおれていく植物を踏みつけながら、チョウ・ヤンが植物に呑みこまれかけた壇をベンチから助け起こした。もう数秒、爆発が遅れていたら、壇は猛毒の餌食となっていたかもしれない。 「さすがは…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part2

☆この回では前回、会話の中で登場した「紅叉(アカシア)」と「月砂(レゴリス)」の幹部クラスの戦いです。東都研究都市における二大武装勢力の幹部対決!! いきなり飛ばしていきます。 東都第三地区。ここには大から小まで様々な商業施設が密集しており、…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第2章 誰がために東都はある Part1

「そうか、分かった。私から総隊長に伝えておく」 学連警備団本局。鷹取シズク副隊長は部下から重大な情報を受け取った。「第三地区で紅叉アカシアと月砂レゴリスの小競り合いが勃発した」というものだ。どうせ紅叉が好き勝手やっていたところを月砂が止めに…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part5

☆ついにロス誰1章ラストパートです。一人、夜風に当てがれながらコウが向かう先とは? コウは白神研究所の裏の林を抜け、ぽつねんと立っているネコヤナギの木陰へ歩いていった。ひと気のないこの場所は、世間から切り離されて一人で考え事をするのにうって…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part4

志乃が白神研究所に通うようになってちょうど二週間が経った。志乃はすぐにメンバーたちに溶け込めた。しっかり者の冷花、お調子者のヤス、真面目で頑固なりっくん。性格も趣味もバラバラな彼らから、志乃は考古科学のいろはや仕事のノウハウを学び、充実し…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜  第1章 コウと志乃 Part3

十分後、すすまみれのおじさんと、あとから来た所員たちとともに、志乃は会議室のテーブルについていた。志乃の来訪の理由を聞いたすすまみれのおじさんは、苦笑いして言った。 「水島さん、相変わらずの面倒くさがりだなぁ。僕よりはるかにいろんなことを知…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part2

「どひゃー、ホントにこのオンボロ小屋で合ってるんだよね?」 志乃はボロボロの研究所を見上げ、たいへん失礼な独り言を吐いた。インターフォンを鳴らしたが、応答の気配はない。ドアノブに手をかけたが、鍵がかかっていなかった。 「誰かいますかー? 入っ…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 第1章 コウと志乃 Part1

「考古科学」――それが二〇四〇年代より、科学技術の目覚ましい進歩で発達した学問であった。世界各国は軍拡競争のため、核エネルギー以上の潜在的な力を持つとされる「オーパーツ」の研究に明け暮れていた。日本も例外ではなく、九年前、東都研究都市が誕生…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの 〜東都動乱篇〜 プロローグ

【プロローグ】 得体の知れない薬品や機械類。床に散乱した、人間のものと思われる骨肉。そんな部屋の隅で、魔泉道ませんどうは高笑いして、独りつぶやいた。 「俺の作品が完成するのももうすぐか……」 「事はうまく進んでいるようですね。結構、結構」 ドア…

ロストテクノロジーは誰のためにあるの【共創小説】

「小説家になりたいなりたい言ってるけどお前本当に小説書いているの?」 という最もらしい意見がちらほらちらほら聞こえるので、 今回小説をアップロードすることにしました。 どういう形がいいのかなと思ったんですが、 長編小説をポンと貼り付けても みな…

ゴクツブシ米太郎といがもっちの懐かしの座談会 パート1

☆ゴクツブシ米太郎といがもっちは高校卒業してからずっとスカイプを続けています。お互い高校のクラスが一緒で小説好きで書いていたので卒業後からも今に至るまでずっと付き合いが続いています。さてさて今回、いがもっち浪人時代、ゴクツブシ米太郎大学生時…